こんにちは、軽キャンパーおじまるです。
今回はキャンプや登山で使うテントやタープの正しいポール収納方法です。
ショックコードの付いているポールの正しい収納方法を知っていますか?
正しく収納することで道具の寿命を長くさせ、収納時間も短縮できます!
キャンプ歴の長い人は既にご存知かもしれませんが、これからキャンプを始める方や、あまりテントやタープを設営したことがない方は是非読んで下さい。
ポールの種類
はじめにポールの種類について書こうと思います。テントやタープに使うポールはショックコード付きのものと、ショックコード無しのポールの二つに分類することができます。
ショックコード付きのポール
何本かの短いポールをショックコードというゴムの紐で繋ぎ合わせたポール。テントに使われているポールはほとんどがこのタイプのものになります。
テントの様に、使用する場所によって決められた長さのポールを使うものには、予めその長さに調節された数本のポールがショックコードでセットになったものの方が使い易いため、このような構造になったのでしょう。
↑ショックコードで繋がれたスノーピークのアルミ製ポールは軽くて丈夫なので信頼性があります。この長さはタープのサイドに使うには良い長さだと思います。
ショックコード無しのポール
タープなどのメインポールに多く使われている、ショックコードが無いポールです。ポール同士がショックコードで繋がれていないため、状況に応じて繋ぐポールの本数を変えて長さを調節できるメリットがあります。
↑スノーピークのアルミ製ポール280cm。1本の長さが70cmのポールが4本セットになっているので、140cm、210cm、280cmのパリエーションで使えます。タープのメインポールに最適なポールです。
ショックコード付きポールの正しい収納方法
それではショックコード付きポールの正しい収納方法です。
- ポール全体の真ん中付近をもつ。
- ポール全体の真ん中付近の節から2つに折り畳む。
- 2つに折り畳んだ真ん中付近の節を更に折り畳む。
これを繰り返して全ての節を折り畳めばOKです!
間違った収納方法
ショックコード付きのポールの間違った収納方法は、ポールの端の節から順番に折り畳んでいく方法です。
これは、一番やりがちですがオススメの方法ではありません。
1分の動画で正しい収納方法が確認できます!【オススメ】
僕の下手な文章でポールの収納方法を説明しましたが、いまひとつイメージがつかない方も多いはず!
ということで、僕のYouTubeチャンネルで約1分の短い動画を投稿しているので、そちらを見てもらえるとイメージが掴めると思います!
1分で分かる!テント・タープのポール収納方法【知っているようで知らなかった!間違った収納と正しい収納】
正しくポールを収納する理由
正しい収納をするのには理由があります。
その理由は、
「ショックコードの劣化をなるべく防ぐため」
です。
ポールの真ん中の節から折り畳んでいくことで、折り畳んだ両端のショックコードの張り(ショックコードにかかる力)がほぼ均等になるので、ショックコードの劣化を防ぐことになります。
ポールの端から折り畳んでいくと、ショックコードの張りが不均等になるため、強い力がかかった所が劣化しやすくなります。
もちろん、保管する環境やそれ以外の理由でも劣化を早くしてしまうこともあります。
ショックコードが劣化するとゴムが伸び切ってしまい、節の接続が甘くなって破損したりする恐れもあります。
ショックコードは経年劣化するので、ゴムが伸びて緩くなった場合は交換する必要があります。
まとめ
今回ご紹介したポールの収納方法はご存知でしたか?
最後に今回の方法で収納(折り畳む)メリットをまとめてみたいと思います。
- ショックコードの劣化を防ぐことができる
- 慣れると収納が早くなる
- なんとなく玄人感がでる
- 素早く畳めると嬉しい
この方法を知らなかった方は、次回のキャンプで試してみてはいかがでしょうか?
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。