全面ポップアップの快適空間!ミニポップビーはこんな軽キャンピングカーだ!

こんにちは、おじまるです!

今までミニポップビーに関する記事を書いてきましたが、今回はMini Pop Beeはこんな軽キャンピングカーだという記事を書きたいと思います。

Mini Pop Beeに乗り始めてまだ5か月半程度で、走行距離は15,000kmを超えたくらいです。

まだまだMini Pop Bee初心者ですが、おじまる的Mini Pop Beeの感想も含めてお送りしたいと思います。

それではいってみましょう!!

目次

Mini Pop Beeってどんなキャンピングカー?

Mini Pop Beeは軽トラックの荷台にシェルを固定し、4人乗りにした軽キャンパーです。

シェルを固定することで運転席とシェルとの行き来が可能になっています。

バロッコ、インディ、テントむし、k-aiなど多くの軽キャンピングカーのシェルの出入り口は左側に設置されていますが、Mini Pop Beeは後方となっていて間口が低い(縦101×横52cm)です。

出入り口が後方にある理由は、軽トラックの荷台(サイドのアオリなど)をそのまま残してシェルを固定しているからだと思います。

軽トラックの荷台を残すことで、衝突などの事故の際に安全性を確保するためだと佐藤社長は言っていました。

ミスティックのホームページに掲載されているコラムにもこのことが書かれていますので掲載させて頂きます。

ミニポップビーのリアのゲート周りやサイドアオリ。

ここをなぜ残しているかの質問がありましたのでここでご説明いたします。
一番の理由は車枠の強度確保。ここがコーナーに残っているだけで、万が一の時にどれだけ乗員の安全を確保できるか・・・。サイドからや後ろ斜めからの衝突時にもあるかないかは大きな問題です。勿論デザインの観点からレトロ調を醸し出している点もあります。あえて残して安全及びデザインともの両立させております。
昨今キャンパーが増えてくればそれだけアクシデントも増加傾向。
何かあったときの安全性の確保は大きな問題です。
出来る事ならリア部にヒッチメンバーまで取り付けて、リアからの衝突への備えとより強度のアップをはかりたい事も正直あります(リアバンパー代わりとして)。
ですがそこまでやれば更なるコストのアップもお客様にお願いしないといけませんのでそれはお話してオプション扱い。
軽だってやることやればより上のレベルの安全性や走行安定性を確保できるのです。
デザインに主眼は置いておりますが、でもMinipopBeeはそこまで考慮してありますことをご理解ください。

MYSTICホームページ2013年5月11日のコラムから抜粋

シェル内はテーブルを出したレイアウトと、テーブルの天板を利用してダイネットベッドにレイアウトすることも可能です。

テーブルを出したレイアウトでは対面シートとなります。

ポップアップ方式は前後のどちらか片側だけ上がるものが多い中、ミニポップビーは前後同じ高さまでポップアップすることが可能なので、ポップアップ時の解放感は他のポップアップ式軽キャンピングカーのそれを凌ぎます。ポップアップ時の室内高は1,820mm

また、ポップアップ時にはダブルベッドサイズのバンクベッドが使えるので、ダイネットベッドも併せると4人が就寝可能です。

ダイネットベッドサイズ:1,820mm×1,380mm(大人1人、子供1人用

バンクベッドサイズ:1,940mm×1,380mm(大人2人用

ただし、荷物の多い旅になるとダイネットベッドかバンクベッドに荷物を置く事になると思います。

ベース車はハイゼットトラックかキャリー

おじまるのMini Pop Beeのベース車はダイハツのハイゼットトラック(EDB-S510Pです。

スズキのキャリーも選べるようですが、ミスティックのデモカーを中古購入したので選択できずでした。

新車で買っても現在ならハイゼットトラックにしていたと思います。

何度かブログに書いていると思いますが、駆動方式はパートタイム4WD5速マニュアル(5MTフロアシフト)です。

通常は後輪駆動で走り、4WDに切り替えると四輪駆動となります。

オートマチックトランスミッションの場合は4速になります。

燃料は無鉛レギュラーガソリン燃料タンク容量は35リットルです。

ハイゼットトラックのシート

シートは2席でハイゼットジャンボに付いているリクライニング可能なシートが装備されているので、普通の軽トラックよりも座席は快適です。

ただし、リクライニングシートが付いてはいるのですが、シートの後ろのシェルとの境の段差が高いため、その段差にシートが当たり大きくリクライニングすることはできません

↑座席の後ろに段差があり十分なリクライニングは不可

それでも、普通の軽トラックよりもかなり快適なシートだと思います。

実際に一週間の旅で長距離運転をしましたが、シートへの不満はありませんでした。

ハイゼットトラックの装備

僕のハイゼットトラックはスタンダード(エアコン・パワステ付)タイプです。

キーレスエントリー、パワーウィンドウなし。

ステレオは純正CDステレオでした。

ステレオは後から取り付けるのは簡単ですが、キーレスエントリーとパワーウィンドウは後から付けるのはハードルが高い気がします

農作業で使うならキーレスエントリーなどは必要ないかもしれませんが、キャンピングカーとして使うベース車にはあったほうが良い装備だと思います。

キーレスエントリーパワーウィンドウは付けないと後悔する装備だと思います。

カーオーディオを少し強化するのがおススメ

このブログでのオーディオ強化の記事を書きましたが、オーディオデッキ若しくはナビゲーションとスピーカー交換をおススメします。

スピーカーは直径が10センチのタイプなので、同じサイズを購入すれば簡単に交換できます。

僕はナビゲーションは付けませんでしたが、iPhoneを接続して音楽を聴きたかったのでカーオーディオを取り換えました。

カーオーディオを交換したことで、iPhoneのライトニングケーブル接続かBluetoothで音楽が聴けるようになり快適になりました。

地図はスマホのナビアプリで問題ないですが、ナビゲーションを入れるとテレビが見れるのは魅力的なんですよね~

あと、10センチのスピーカーの非力さを補うためにサブウーファーを取り付けると、音がかなり良くなります。

サブウーファーもかなりのおススメですよ

軽トラックはサブウーファーを置く場所に困ります。

ハイゼットトラックの場合は助手席の足元奥に取り付けている方がいたので、僕もそこに仮置きしています。

気になるMini Pop Beeの走行性能について

Mini Pop Beeに限らず軽キャンピングカーの購入を考えている方なら、軽自動車にキャンピングシェルを載せたらどんな走りになるのだろう?

と気になるところだと思います。

僕も購入前は気になりました。

購入検討時に試乗をさせてもらいましたが、試乗コースに坂は無かったので、坂ではどんな走りになるのだろう?という不安も残っていました。

購入前に欲しいキャンピングカーをレンタカーで借りることができるならば、いろいろな場所を走ることで走行性能を知ることができますが、お目当てのキャンピングカーがレンタカーになっているケースは少なそうです。

なかなか文章では伝わらないところだとは思いますが、5,000km程度いろいろな所を走ってみた感想を率直に書こうと思います。

因みに、僕のハイゼットは5MTなので4ATと走りが多少違うところがあると思います。

市街地の走行

まずは一番走行距離の多い市街地です。

ここでいう市街地はほぼ平坦な場所で、あまりキツクない坂のある場所とします。

平地での発進は軽トラックなので速くはありませんが、問題なく発進します。

軽トラックはギア比が低いので、1速で発進したらすぐに2速、そして3速に切り替える感じです。4ATならこれは気にする必要はありませんね。

5ATだと2速発進可能ですが、シェルを積んでいる分重いので1速で発進したほうが良いです。

ハイゼットトラックはタコメーターが無いので回転数はわからないと思いますが、僕はコムテックレーダー探知機をOBD2で接続していて、レーダー探知機でエンジン回転数を知ることができます

コムテックのレーダー探知機は取締レーダーを探知する以外に、OBD2接続をすると車のいろいろな情報を知ることができます

エアコンを点けずアイドリング状態で800回転程度、エアコンをダイヤル1で1,150回転程度です。

↑エアコンを点けずアイドリング状態でエンジンは808回転

↑エアコンを一番弱く点けているアイドリング状態でエンジンは1,146回転

走行中は大体3,000回転くらいからパワーが出るので、上り坂だと常時3,000回転以上で走っている感じです。

緩く長い坂の場合、坂の手前で十分に加速していれば結構快適に走れますが、上り坂で一度大きな減速をしてしまうと加速するまでにかなり時間がかかる気がします。

平地では気にならな走りをしてくるMini Pop Beeですが、坂道になると途端にパワー不足を感じます。

先ほども書いたように、加速してスピードに乗っている時には、坂道でも快適に走れます。

上り坂でパワーを出そうと思うと2速か3速で5,000回転以上になるので、エンジン音がかなりうるさいです。

下り坂ではパワー不足の心配はありませんが、足回りが不安定なのとブレーキの効きが弱いので、スピードが出てくると怖い思いをします。

乗用車とは明らかに安定感が異なるのでオーバースピードにならないようにコントロールした方が良いと思います。

僕のMini Pop Beeはミスティックとカヤバが共同開発したオリジナル強化ショックがリアに装備されているので、ノーマルのショック装着時よりも走行は安定しているはずです。

道路の継ぎ目などの大きな段差でスピードを出して侵入するはフロントのショックが底付きするような感じがします。

なので、段差の大きな場所では減速するようにしています。

国道のバイパスなどでは問題なく巡行できるので心配ありません。ただし、僕は普段一人で使用しているので4人フル乗車だとどのくらいの走行ができるかは分かりません。

走行中の風の影響について

キャンピングカーというと、車両の背が高いので走行中に風の影響を受けやすいイメージがあります。

実際に車高の高いキャブコンは風の影響をかなり受けると聞いたことがあります。

ミニポップビーの場合は軽自動車枠の車高なので、向かい風や横風の影響をそれほど感じません。

もちろん、かなりの強風が吹けば軽バンと同じ感じで風の影響は受けます。

普通の軽バンよりも車体重量が重いからか、逆に少し安定感がある気もします。

大きなキャンピンカーよりも風の影響を受けずらい車高は、燃費にも良い造りだと思います。

高速道路の走行

僕は基本的に一般道路でゆっくり旅をしたい派なのであまり高速道路は乗りませんが、目的地に早く到着したい場合は高速道路を使っています。

Mini Pop Beeで乗った高速道路は今のところ、東名高速道路、中央自動車道、東北自動車道、関越自動車道です。

高速道路の平地

高速道路の走行では、平地と下りでは巡航速度は時速100kmくらいまでだと感じています。

それ以上スピードを出すのはかなり無理して走るようなので運転が疲れます。

僕は大体80kmくらいでゆっくり走っています。そのくらいの速度で走ったほうが疲れない車だと思います。

ベースが軽トラックで重量のあるシェルを載せているのでスピードが出ないのは当たり前ですよね。

高速道路の上り坂

上り坂でいえば中央自動車道の下り談合坂SA手前の坂道は結構長くてスピードが落ちる場所で有名だと思います。

ここは時速60kmくらいでの走行でした。アクセルの踏み方、マニュアルならシフトの使い方、積載荷物の量も関係するのでスピードの出方は一概には言えませんが、間違えなく登坂車線に入り無理せずに走ったほうが良いです。

高速道路では大抵の上り坂は登坂車線があれば登坂車線を走ることになると思います。

高速道路の下り坂

下り坂ではスピードを出そうと思えば出ると思いますが、先ほども書きましたが軽トラックの足回りは高速走行に合わせたセッティングではないのでスピードを出すと安定しません。

下り坂の急なカーブなどでは減速しないと危険です。

下り坂でも無理せずにスピードコントロールして走るのが無難です。

高速運転中の道路の継ぎ目などに注意

高速道路の継ぎ目で大きな段差になっている場所があります。

東北自動車道の下り車線で東京方面から宇都宮方面を走行中に、道路の継ぎ目の段差で何度かフロントショックの底付きを感じました

車体にダメージが加わっているような大きな突き上げを感じたので、それからは段差がある場合、できるだけ大きな段差を避けるか減速するようにしています。

高速道路では一般道よりもスピードが出ているので、道路状況を早めに察知して対応するのが良いです。

大きな突き上げで車体が揺れると、シェル内の荷物がグチャグチャになることもあります。

高速道路まとめ

ベースが軽トラックのMini Pop Beeは乗用車などに比べると高速走行が苦手です。

スピードを出せばエンジン回転数が増えて車内騒音も大きくなります。

法定速度を超える様なスピードでガンガン走ることは困難です。

基本は走行車線を走り、上り坂は登坂車線を利用してゆっくり旅をするのが良いと思います。

山道の走行

一般道路の山道上り坂で登坂車線がないと他の車に気を使います。

急な上り坂で一度減速してしまうと、非力な軽トラックではスピードを上げるまでにかなりの時間がかかることがあります。

山道ではバイクがツーリングをしていたり、走り屋さんが走っていることが多いです。

後ろにピッタリつかれたら、そのまま走らずに左側に寄って道を譲ることも多いです。

バイク乗り方はマナーの良い人が多いので、手を挙げて挨拶しながら走り去っていきます。

このような、ちょっとしたコミュニケーションがあると譲った方も気持ちが良くなりますね。

後ろに後方車がピッタリ付かれていることに気付かずに走っていて、強引にカーブのイン側を突かれて抜かれたこともあります。

狭い道のカーブでイン側から不意に抜かれる経験はなかったのでとても怖い思いをしました。

Mini Pop Beeは強引な追い越しをされやすい?

Mini Pop Beeに乗り始めて多くなったのは、強引な追い越しです。

平地でこちらは他の車と同じくらいの速度で走っているのですが、結構強引に追い抜かれます。

多分、軽トラック丸出しの車体にシェルを載せたMini Pop Beeを見て凄く遅い車だと思うのでしょう。

平地ならばそこまで他社に迷惑をかけるような速度で走っている訳ではないのですが不思議と追い越しされます。

これは僕の気のせいなのかもしれないですし、減速に気づかずに走っていたからかもしれません。

Mini Pop Beeの気になる荷物収納力

Mini Pop Beeにはどのくらいの物が積載できるのか、そして積載場所は?

結構気になるところですね。

僕もMini Pop Bee購入前に一番気になったところでした。

座席下収納

Mini Pop Beeはシェルの座席下が収納場所となっています。

シェルの座席になっている場所は全て収納になっているんです。

ただし、座席の上に荷物があるとその荷物をどけてから座席下を上げないといけないので、正直な感想は使い勝手が良いという感じはしません

しかし、この座席下の収納が全て使えたらかなりの収納力になります。

↑マットを剥がすとべニア板があるので、これを上げると座席下の収納が見えます。

座席下収納の盲点

座席下収納にはサブバッテリーやコンバーターなどの、キャンピングカーに必要な装備が既に収納されている場所があります。

ですから、全ての座席下収納を自分の荷物を積載できるスペースと考えることはできません。

ここが座席下収納の盲点です

キャンピングカーで使う電源(電気)はサブバッテリーといって、自動車のバッテリーとは異なるものが積載されています。

Mini Pop Beeはこのサブバッテリーが標準で1個付いています。

↑サブバッテリーとオプション装備のコンバーターが座席下収納に入っている画像。

サブバッテリーは12Vの電源なので、12Vの電気製品しか使うことができません。

例えば、エンゲルの冷凍冷蔵庫や12V専用の炊飯器タケルくんなどです。

一般家庭で使用している電気製品を使うためには、12Vから100Vに変換する機器のインバーターを設置しなければなりません。

携帯電話の充電くらいなら小さな容量のサイズが小さいインバーターを付ければ良いのですが、折角のキャンピングカーだからパソコンやドライヤーなどを使いたいと思えば、大容量でサイズの大きなインバーターを設置することになります。

そうなると、座席下収納にそれらの機器を設置するので、収納場所が狭くなります

座席下収納が少なくなる装備の例

それでは、おじまるのMini Pop Beeを例えに、オプション機器を追加することで座席下収納がどのくらい少なくなるかを説明します。

Mini Pop Beの標準装備で座席下に収納されているもの

サブバッテリー1051個

だけです。

次におじまるのMini Pop Beeの座席下に収納されているもの

  1. サブバッテリー105×2個
  2. コンバーター(100Vから12Vに変換する機器)
  3. インバーター(12Vから100Vに変換する機器)
  4. 燃焼式ガソリンFFクリーンヒーター(エンジン停止時に使えるヒーター。燃料はガソリンタンクから取ります)
  5. ポータブルトイレ ポルタポッティPPQ345

標準装備から4個も機器が増えています。

標準装備のみの座席下収納力

標準装備のみのサブバッテリー105A×1個の場合、上の写真の赤く塗った部分の座席下に収納されていました。

赤色以外の座席下収納が全て使えます。

標準装備だけの場合かなりの収納力があります。

おじまるMini Pop Beeの座席下収納力

おじまるのMini Pop Beeの場合は、赤く塗った部分の座席下全てにオプション機器が収納されました。

かなり座席下収納が少なくなってしまった状態です。

それでは、シェルの左側と右側の座席下に設置されたオプションをそれぞれご紹介します。

左側座席下

↑サブバッテリーが1個追加され合計2個になっています。

12Vから100Vに変換するインバーターです。

インバーターはパソコンを使いたかったので正弦波の物を入れました。

インバーターの大きさは思っていたより大きかったです。

↑サブバッテーリーとインバーターの位置関係です。

大型のインバーターなので電気ポットやドライヤーも使えます。

公衆浴場で入浴した時には、ミニポップビーに戻ってドライヤーで髪の毛を乾かすことが結構あります。ドライヤーが使えるのは本当に便利です。

 

ポータブルトイレ(ポルタポッティPPQ345)は左側の一番後ろ、シェルの後方ドア側にあります。

右側座席下

Webasto(バベスト)FFヒーター 「Air Top 2000 STC」

ミスティックでFFヒータの収納場所を間仕切りしてくれたので、半分は収納場所が確保できました。

↑FFヒーターの配管が通っています

FFヒーターを取り付けることで、ヒーター本体と配管で右側の座席下収納スペースがかなり少なくなりました。

おじまるMini Pop Beeの座席下収納例

↑FFヒーターの隣のスペース

  • コンパクトな椅子(ALITEのマンティスチェアとなんちゃってヘリノックス)
  • タケルくん
  • カメラの三脚

が入っています。

ここにはテーブルの金属製パイプも収納できるようにクリップが付いています。

上記の荷物の他に山岳テントや小さなタープなら入るスペースはありそうです。

↑運転席後ろの長い座席下収納です

ここは長い物も入るし収納力もあります。

  • スノーピークのワンアクションローテーブル竹
  • スノーピーク焚き火ツール
  • オレゴニアキャンパーのペグケース
  • テントマークデザインのムササビウイング
  • ハンモック

が入っています。

特にSNOW PEAK(スノーピーク)ワンアクションローテーブル竹がここの収納にジャストフィットしていると思います。

その他の収納場所

座席下以外の収納場所は少ないですが、座席の上にも荷物を置いてしまえばかなりの物が積載できます。

  • テーブルの下のスペース
  • ギャレーのシンク
  • ギャレー下段の収納
  • 座席の上

テーブル下(座席の足元)はダイネットベッドにした時には収納として使うことができます。

長いものも置く事ができるので便利なスペースです。

Mini Pop Beeのギャレー(キッチン)は簡易的なものです。

ギャレーのボックス内には16リットルの水入れと排水のタンクが2個入っています。

ですので、ギャレーのボックス内に収納を求めることはできません。

ポリタンクの上の隙間に小さなクッカーや食器くらいなら入れることができます。

水を全く使わないという場合なら、ポリタンクを出してしまえば、かなりの収納力がありますし、16リットルも使わないというのであれば小さなポリタンクに交換すれば、収納力をアップすることができると思います。

ギャレーの最下段の扉の無い収納スペースには小さなガスコンロや食器、ペットボトルなどを入れることができます。

ギャレーの裏のデッドスペースには小さな本を置けます。

登山をするので「山と高原地図」を置いてます。

結構収まりが良いので気に入っています。

上の写真は生活感溢れるおじまるMini Pop Beeの様子です。

一人で使ってこんな感じです。

座席の上には着替えの入っているバッグ小さなアコースティックギター薄い毛布などが置いてあります。

テーブルの下には小物を入れたボックス

床にはエンゲルの冷凍冷蔵庫 MD14F (14Lモデル)と100均で購入した靴置きが置いてあります。

ギャレーの扉前に小物入れを付けて、シンクに傘を掛けています。

Mini Pop Beeの気になる荷物収納力まとめ

Mini Pop Beeの使い方は様々ですが、旅のスタイルや期間によって積載する荷物や量も変わってくると思います。

軽キャンピングカーは荷物の積載できる量も限られているので、収納については悩むことがあると思います。

実際、一人で使っていても沢山の荷物で散らかってしまうこともあります。

不要な荷物をおろしたり、座席下収納などを上手に活用することで、ミニポップビーの居住空間を確保することがキーポイントだと感じます。

ミスティック社の軽キャンピングカーで言えばRegistro(レジストロ)みたいにバンクベッド部分が大きな収納になる車は魅力的です。

しかし、Mini Pop Beeを購入する人は、軽自動車の枠で収まり、立体駐車場にも駐車できるなど、普段使いでも活躍する軽キャンピングカーに魅力を感じていると思います。

全てを満たすキャンピングカーはなかなか存在しないと思いますが、短所を減らして長所を生かす工夫することで楽しい軽キャンピングカーライフが送れると思います。

Mini POP Beeのポップアップルーフについて【想像以上の車内空間】

こんにちは、おじまるです。

Mini POP Beeのポップアップルーフは全体がそそり立つようにポップアップします。

これにより車体サイズからは想像出来ない車内空間を確保することが出来ます。

今回はそんなMini POP Beeのポップアップルーフについて書きたいと思います。

それではいってみましょう!

Mini Pop Beeのポップアップルーフの特徴

Mini Pop Beeのポップアップルーフの特徴はルーフ全体が持ち上がり、広い空間を確保できるところだと思っています。

他の軽キャンパーではルーフの片側を上げて直角三角形型にポップアップするものが多いです。

全体がポップアップした時の居住性は軽規格キャンパーの中では一番広いのでは?と感じるほどです。

また、ポップアップルーフには2ヶ所にダンパーが付いているので、このダンパーのアシストのお陰でポップアップの操作も楽々出来ちゃいます!

ポップアップルーフの素材や色

僕のMini Pop Beeのポップアップルーフ素材はTC素材のようなザラザラした質感のものです。

テントマークデザインの人気テントであるサーカスTCを持っていますが、色も素材もとても似ています。

色はベージュなので、ダイネットやバンクベッドに居ても違和感ないです。

インターネットでMini Pop Beeの画像を検索すると、ポップアップルーフの素材がツルツルのビニールのようなものも見ることができます。

実際には見たことが無いので詳細は不明ですが、現在展示車になっているレジストロの内装バージョンのMini Pop Beeは僕のものと同じ素材のようでした。

現在(2018年)の展示車のポップアップルーフはえんじ色ですね。これは内装の木目調壁紙やソファーやカーテンの色に合わせたのかと思いますが、とてもシックでお洒落です。

Mini Pop Beeも常に進化しているので、今後マイナーチェンジなどで変更点は出てくるかもしれません。

ポップアップルーフの耐水性と耐久性

Mini Pop Bee購入前はポップアップルーフの耐水性や耐久性が気になりました。

雨の日に浸水してきたらどうしよう?

紫外線などで劣化しないの?

こんな疑問がありましたが、考えてみればこれまでキャンプでテントを立てて何泊もしてきましたが、テントで浸水して困ったことはありませんでした。

タープのシームテープが劣化してそこから浸水してきて困ったことはありますけど・・・

テントと同様?の素材を用いたポップアップルーフなら問題無さそうです。

しかも、何年もキャンピングカーを作っているビルダーさんが素人でも考える問題を気にしない訳はないですよね。

クレームの来やすい耐水性や耐久性については、ビルダーさんが一番気にするところではないでしょうか?

そんなことを考えながらも、契約前に不安を解消したかったので「今までポップアップルーフの劣化などで交換や修理をしたことがあるか」を社長さんに質問してみました。

Mini Pop Beeが発売されてからポップアップルーフの交換や修理をしたのは数台との回答でした。

修理をした理由は、ユーザーさんのミスで壊してしまったもののようで、普通に使っていれば問題ないとのこと。

ポップアップしたまま走行して障害物に当てて破損したなどの理由らしいです。

社長さんから直接回答を聞けたのでで安心しました。

実際に使い始めてみると、雨の日は全く問題ありません。

天井部分はアルミ素材の屋根ですし、ポップアップ部分は垂直になっているところなので雨が下に落ちていきます。

窓部分などの縫い目はしっかり防水処理してあるので安心です。

耐久性はまだ分かりませんが、ポップアップを一年中上げて紫外線に晒しておくなどの環境でなければ問題ないと思います。

僕はこのポップアップの素材と色を気に入って購入したところもあります。

ポップアップルーフの強度

やっぱり強度も気になります。

風が吹いたら潰れないの?

寝ているときに落ちてこない?

など、これまたプロが当たり前のように気遣う部分を心配してしまいます。

Mini Pop Beeのポップアップは全面があがるポップアップですが、どのように強度を持たせているのでしょうか?

これも質問してみました。

Mini Pop Beeのポップアップルーフの内側前後に板があり、ポップアップ時にこの板が前後の支えになり強度を出しているらしいです。

確かにポップアップしてルーフを揺らしてみても、しっかりと強度を保っているのが分かります。

点や線で支えるのではなく面で支えているんですね。

強度の強さは安心感や安全性に繋がります。

もちろん、台風や強風に耐えれるとは思っていません。(耐えれるもしれませんが)

風に煽られて車体が横転なんてことにならないように状況を判断してポップアップすることが大切ですね。

ポップアップルーフの換気

ポップアップルーフには左右2ヶ所ずつ換気窓が付いています。

この換気窓のお陰で夏の夜でも涼しく過ごすことが出来ました。

換気窓には2枚のフラップがあり、1枚目を捲ると透明のビニール窓になり、外の様子を見ることができるようになります。

フラップの縁はマジックテープで止まっています。

雨の侵入が心配でしたが、しっかりとマジックテープをとめていれば雨が侵入してきません。

↑通常はこのように窓が閉じています。

↑一番内側を捲ると透明のビニール窓となります。外側にはメッシュがあるので外をクリアに見ることは出来ません。

逆に細かなメッシュにより遮光性があるため、眩しくなく、プライバシーも守れると感じます。

2枚目のフラップを捲るとメッシュの窓になり換気が可能になります。

↑内側から2枚目のフラップを捲ると細かいメッシュになり換気が可能になります。メッシュが細かいので虫の侵入も心配ないです。

↑フラップを少し上げて処理するとスッキリします。

例えば、換気をせずに外を見たい場合は1枚目のフラップを捲るとという感じになります。

ポップアップルーフの展開

ポップアップルーフの展開って大変そうに感じます。

でも、実際にやってみると意外と簡単にポップアップできます。

現行のMini Pop Beeにはダンパーが付いており、このダンパーが展開を開閉を手助けしてくれるので、女性でも問題なく展開することが可能です。

展開時のポイントは車内は密閉せずに開放するということです。

シェルの窓を開けたり、ファンを回すことで車内の圧力が逃げて、展開作業が楽になります。

密閉空間だと結構力が必要になります。

それではポップアップの手順をご紹介します。

展開作業1【車外の留め金を外す】

Mini Pop Beeの場合、ポップアップする際には、車外にある金属製の留め金を外す必要があります

この留め金は、走行時にポップアップが開かないようにするために付いているものだと思います。

留め金は、前後に2カ所ずつ、左右に1カ所ずつの合計6カ所です。

全ての留め金を外すのに1分もかかりませんが、雨の日は正直外に出るのは面倒です。

↑シェルとルーフを固定している留め金

↑留め金のレバーを下に下ろすと、留め金が緩みます。

↑レバーを完全に下ろすと留め金の爪が取れる

↑前方2ヶ所の留め金を外した状態。

展開作業2【車内のストッパーを解除する】

シェル後方の天井に板があります。そこには金属のストッパーが取り付けてあるので、このストッパーを解除します。

↑ルーフに固定されているストッパーで、ポップアップ時に垂直になる板が固定されています。

↑横から見るとこんな感じ。

↑ストッパーを取った後の穴。

↑金属のストッパーを完全に解除した状態。

展開作業3【後方のポップアップルーフを上げる】

ストッパーを解除した板を上げます。

この時、ストッパーが取り付けてある補強板を一緒に持ち上げるようにします。

補強板以外を持ち上げるとルーフの変形や破損に繋がるので、ぜったにしないで下さい。

板が完全に垂直になったら、板に付いているノブにベルトを回して固定します。

これで、垂直になった板が倒れなくなります。

これで後方のポップアップは完了です。

展開作業4【前方のポップアップルーフを上げる】

次に、前方のポップアップです。

天井にある補強されている木部を押し上げながら、バンクベッドから出ている長い板を前方に押すように展開します。

↑この補強の木部を押し上げながら

↑長い板を前方に押します

ポップアップルーフのほぼ中央から前方の耐力板を持ち上げるために、長い板が付いているのだと考えられますが、この板とダンパーがあるお陰であまり力を入れずに展開することが出来ます。

後方と同じように耐力壁が垂直にロックしたら、展開する時に押した長い板についているボタンとストラップを付けて固定します。

これでポップアップの完了です。

ポップアップルーフの収納

ポップアップルーフの収納は展開と逆の操作をします。

違うところは、収納時にポップアップルーフの生地が外側にははみ出さないようにゴム製の紐をルーフの壁に取り付けてから収納することです。

↑ルーフ側面の窓に金属のリングが付いているので、ここにゴム製の紐を引っ掛けます。

ゴム製の紐の両端にフックが着いてあるのでリングに掛ける。

このゴム製の紐をを両サイドの窓に取り付けることで、ポップアップルーフの生地が内側には引かれるので、外側にはみ出さずに収納できます。

↑両サイドのポップアップルーフ生地にゴム製の紐を取り付ける

前後のポップアップを下げて、車外の金属製の留め金を閉める前にポップアップルーフの生地が屋根部分からはみ出ていないか全周を確認します

ポップアップルーフ【まとめ】

今回はMini Pop Beeのポップアップルーフについて紹介させて頂きました。

手順は多く感じますが、慣れてくると一連の流れで時間を掛けずに展開できます。

慣れるのにも時間を要しません。

おじまる的には、後方からポップアップして後から前方という順序が作業しやすく感じます。

ポップアップ時には柔らかい天井部分を持ち上げずに補強部分を持ち上げるようにしないと破損の原因になります。

ポップアップって面倒そうですが、実は作業自体は簡単です。

問題は「ポップアップする場所、出来る場所」という感じもします。

最近では道の駅での車中泊モラルが問題になっているようです。

道の駅は宿泊場所ではないですが、宿泊を歓迎している場所もあると聞いたことがあります。

車中泊のモラルについては、利用者一人一人が考えなければならないですね。

規制がどんどん厳しくならないように、僕も気を付けないといけないですね。

次回に続く

まだまだ書きたいことがありすぎます!!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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