こんにちは、おじまるです。
昨年に中古で購入した軽キャンピングカーのMini POP Bee(ミニポップビー)の車検が8月中に切れるため、ユーザー車検で車検を取ってきました。
現在、ミニポップビーの走行距離は約4万kmです。
納車時の状態から改造などは行っていないため、無事にユーザー車検を一発で通すことができました!
今回はユーザー車検のインターネット事前予約から無事に新しい車検証を手にするまでの流れをご紹介します。
それではいってみましょう!
激安!軽キャンピングカーのユーザー車検
軽キャンピングカーを所有して初めての車検をユーザー車検で取りました。
その結果なんと23,190円で車検が取れました!
これはかなり安くないですか!?
今回はどのようにしてユーザー車検を取ったかをレポートします。
普通の軽自動車でもユーザー車検の通し方は変わらないので参考になるはずです。
継続検査(車検)に必要な書類など
車検にはいつくか必要な書類があります。
その書類には『検査場に行く前に用意するもの』と『検査場で用意できるもの』があります。
検査場に行く前に予め用意しておかなければ書類などは忘れずに持っていきましょう。
検査場に行く前に用意するもの
- 自動車検査証(車検証)
- 自動車納税証明書
- 自動車損害賠償責任保険証明書または自動車損害賠償責任共済証明書
- 使用者の印鑑
車検場で用意できるもの
車検を受けるのに必要な検査用紙などは車検場で貰うことが出来ます。
記入例も置いてあるので、車検証で必要事項を確認しながら自分で書くことができます。
自動車納税証明書の再発行について
車検には毎年5月に支払う自動車税証明書が必要ですが、紛失してしまった場合は市区町村の窓口で無料再発行してくれます。
僕も5月に税金を払ったばかりなのに、証明書を紛失して再発行しました。
再発行は役所へ直接行き、即時発行されました。
再発行の際に身分証明書や印鑑などが必要な場合もあるので、予め電話やインターネットで確認すると良いでしょう。
ユーザー車検のインターネット予約
インターネット予約にはアカウント登録が必要
ユーザー車検をするために『軽自動車検査予約システム』のホームページから予約をします。
予約には事前アカウント登録をする必要があるので、初めて利用する方は『アカウント登録』を行います。
アカウント登録にはメールアドレスが必要なので、アカウント登録するメールアドレスを決めておくと良いでしょう。
メールアドレスを持っていない方は、Googleなどの無料メールサービスを利用してメールアドレスを取得すればOKです。
ログインして予約をする(予約手順)
アカウント登録が無事にできたら、軽自動車検査予約システムにログインします。
ログイントップ画面に『予約』ボタンがあるのでクリックして進みます。
予約をクリックすると下の画像の画面になるので、『継続検査』をクリック。
次に継続検査を行う地域を選びます。
地域ををクリックすると、各都道府県が表示され、その次に事務所・支所分室が表示されるので車検を受ける支所等を選択します。
当日を含む14日先までの予約が可能なのです。
画面に表示された車検(継続検査)を受けたい日にちを選択すると、下にその日のラウンド(時間帯)を選択する画面が表示されます。
受けたいラウンド(時間帯)を選択します。
車検証を見ながら入力画面に必要事項を正しく入力します。

入力が全て終わったら『確認』をクリックして、内容が正しければ予約を完了させます。
予約が完了すると、『予約番号』が表示され、同時に確認メールが登録したメールアドレスに届きます。
これで予約は完了です。
キャンピングカーから荷物をおろす
継続検査(車検)へ行く前に、キャンピングカーに積載している大体の荷物を下ろすことにしました。
全ての荷物を下ろす必要が無いと思い、座席下収容ボックスに入っていたキャンプ用のテーブルやカップなどの数点は積載した状態で車検に向かいました。
事前にライトなどの点検を行う
車検に行く前にライト類が点灯するかをチェックします。
- 車幅灯
- ヘッドライト
- ウインカー
- フォグランプ
- ブレーキランプ
- バックランプ
- ハイマウントストップランプ
など装備されている灯火類は点灯するかを必ずチェックして、点灯しないものは交換などの整備をしておきます。
また、クラクションの鳴動やワイパーの作動状況とウォッシャー液がしっかりと出るかもチェックが必要です。
灯火類は車検のラインに入る前にチェックされます。
タイヤの溝について
車検に適合するタイヤはスリップサインよりも溝が高くなければいけません。
確認しやすいタイヤの外側はスリップサインよりも溝が高いけど、内側が片減りしてスリップサインよりも摩耗していることもあります。
それに気付かずに不適合になることもあるので、しっかりとチェックして行くと良いでしょう。
安全面で言えば、スリップサインギリギリの溝は雨の日などに滑りやすいこともあり、早めに交換する方が良いです。
僕の場合はタイヤの消耗が酷くてスリップサインギリギリの溝しかありませんでした。
車検を受ける前にタイヤとアルミホイールを購入しに行きましたが、在庫が無く納品が車検の切れる後になってしまいました。
仕方なく、摩耗したタイヤで車検に行きましたが、無事に車検を通過出来ました。
↑今回車検に臨んだタイヤです。この状態で今回は車検を通過しましたが、検査場によっては不適合となる可能性がある消耗状態だと感じます。
↑積載してるスペアタイヤの溝です。新品と消耗した後では、溝の深さがかなり少なくなっているのが分かります。
車検のためにタイヤ交換を考えている場合は、タイヤの納期なども考慮して早めの交換をおすすめします。
サイドオーニングについて
納車時にサイドオーニングは車検時に取り外すように指示される場合がある、と聞いていたので不安な点でしたが、今回行った車検場では特に指摘がありませんでした。
サイドオーニングは取り付けたまま車検が通りました。
コース前の事務手続き
車検の流れ
事前の手続きが終了したら、車検を受けるためにコースに入ります。
久しぶりのユーザー車検なので緊張しましたが、コースにいる職員が優しく案内してくれたので、問題なく各検査をすることができました。
車検前にホイールキャップは外して、1名乗車で車検を受けましょう!
①コースの手前で灯火類などの点検(外観点検)
コースの中に入る前に、係員が車両の灯火類点検をします。
係員の指示に従って、クラクションやワイパー・ウォッシャー液、ウインカーなどの点検をします。
灯火類の点検が終わると、ボンネットを開けるように指示をされ、エンジンルーム内を点検されます。
恐らく、この時点でタイヤの点検も行っているはずですが、その確認はできませんでした。
キャンピングカー部分の点検
キャンピングカーの場合はキャンピングカー内の点検も行われます。
シェルの内部を覗き込まれ、ベッドが展開できるかや装備についての簡単な質問がされたので、ベッド展開の回答をしてギャレーとコンロを見せたら無事終了しました。
思っていたよりも、あっさりとキャンピングカー部分の点検が終わったので拍子抜けしてしまった感じです。
懸念のあったサイドオーニングについても、特に触れられることもなかったです。
この辺りは、検査場によって変わるかと思います。
②コース入場して排出ガスの点検(排出ガス点検および記録)
外観点検が終わるとコースに入場するように案内されます。
最初に行う検査が排出ガスの検査です。
車外に出て排出ガスを検査する装置の細い棒をマフラーの中に突っ込みます。
しばらく待つと、排出ガスの点検が終了するので、検査用紙を記録機に差し込んで検査結果を記録します。
③サイドスリップ・テスタ
タイヤの前輪整列(アライメント)の検査です。
係員に誘導され検査機に車を移動し、前にある注意事項表示に従いハンドルから手を離して乗車していれば、検査は終了します。
④スピードメーター・ヘッドライト・ブレーキ・テスタ
スピードメータ・テスタ
スピードメータの検査では、時速40kmまでアクセルを開けて、暫く時速40kmにキープしていれば終了です。
スピードメータと実際の時速が基準範囲内なら適合です。
ヘッドライト・テスタ
ヘッドライトの検査では、指示に従いヘッドライトを上向、下向に変えます。
光軸調整のダイヤルがあるヘッドライトの場合は、ダイヤルを『0』に合わせるそうです。
ブレーキ・テスタ
ブレーキ・テスタでは、ペダルブレーキとパーキングブレーキの検査をします。
ブレーキペダルやレバーを指示に従い静かに操作します。「はなす」や「もどす」の指示に速やかに従います。
④の検査が終了したら検査結果の記録を行います。
⑤下回り検査
最後は車の下回り検査です。
車に乗ったまま、リフターで車が持ち上げられ、検査官が下回りの点検をしてくれます。
この検査では、特に車の操作は必要無いので、検査が終わるまで待っていればOKです。
この検査も数分で終了します。
この検査まで無事に終了したら、全ての検査は終わりです。
新しい車検証とステッカーを貰いに行く
全ての検査が無事に終了したら、検査用紙なと一式もって、新しい車検証とフロントガラスに貼るステッカーを貰いに行きます。
フロントガラスに貼ってある古いステッカーと新しいステッカーを貼り替えて終了です。
軽キャンピングカーのユーザー車検費用内訳
今回のユーザー車検にかかった費用の内訳
自賠責保険24ヶ月 15,190円
検査法定手数料 1,400円
重量税 6,600円
合計 23,190円
思っていたよりも、かなり安く車検を取ることができました!
まとめ
今回は1回目の車検ということで、走行距離もそれほど多くなく、特に不具合も無かったので、無事に1回でユーザー車検を通すことができました。
ユーザー車検は安く車検が安く取れるメリットはありますが、整備工場やディーラーでしっかりと車のチェックを行って車検を取るのとは異なります。
車検が通ったからと言って、その車の安全性が担保されるものでは無いので、愛車のメンテナンスは日頃からきちんと行なっておくことが大切ですね。