こんにちは、道志の久保キャンプ場に初めてお邪魔して、管理人さんのザキ姉さんに「まるちゃん」と呼ばれるようになったおじまるです。
ザキ姉さんには、アイスコーヒーやチーズトースト、カップラーメンをご馳走になりました。
今回は福島車中泊の旅の続編です。
行き当たりばったりの旅の二日目は目的地を喜多方としました。
車中泊地の「道の駅しもごう」を北上し観光とご当地グルメを楽しみました。
それではいってみましょう!
塔のへつり
道の駅しもごうを出発して最初に行った観光地は「塔のへつリ」。
「塔のへつり」とは、「塔の形をした断崖」という意味だそうです。
地元の言葉で「断崖・絶壁・急斜面・川岸などの険しい道」のことを「岪(へつり)」と言うみたい。
渓谷にそびえ立つ塔のへつりは昭和18年8月24日に国の天然記念物に指定されています。
100万年もの長い年月をかけて、浸食・風化を繰り返しできたものです。
駐車場
塔のへつりで一番近い駐車場は、塔のへつり入口(ロータリーになっています)のお土産屋さんだと思います。
お土産屋さんを利用すれば駐車可能だと思います。
また、塔のへつりの手前には「塔のへつり駅」があり、その踏切を渡った先に「木かげ駐車場」という有料駐車場がありました。
木陰駐車場の料金は200円。
塔のへつり付近に無料駐車場は見当たりませんでした。
↑奥に見えるのが「塔のへつり駅」です。
↑塔のへつり駅。会津鉄道線の長閑な駅です。
こういう雰囲気最高!
電車で塔のへつりへ行く場合はここが最寄り駅です。
入口
↑看板右側の階段を下りて行きます。
看板の脇を降りてくると一件のお土産屋さんがあり、そこからすぐに上の景色が見れます。
入口から大体1~2分で到着。
吊り橋を渡り、塔のへつり側へ行くことが出来ます。
橋を渡りきると左側に階段があり、へつりの浸食した部分を歩くことができます。
以前は通れていたであろう散策路も閉鎖されていて、歩ける部分はごく一部で10分もあれば散策できてしまします。
↑橋の上から撮影した塔のへつり。
水面から数メートルところが深く浸食・風化しているのが分かります。
かなりクビレてます!
浸食部分の散策路。
急な階段を上ると「虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)」があります。
↑「虚空蔵菩薩」
橋の奥に展望台がありますが、ここは入口ロータリーにあるお土産屋さん(へつりガーデン)の展望台だったので行きませんでした。
塔のへつりまとめ
塔のへつり上部が木で生い茂っていて断崖がハッキリと見れないのは残念に思いました。
浸食した散策路も、浸食して見える部分が全て散策出来るわけではなく、意外に短く感じました。
今回は紅葉シーズン前に行きましたが、紅葉シーズンは生い茂った樹木が綺麗に紅葉するみたいなので、紅葉シーズンを狙って観光するのが良さそう!
そろそろ紅葉シーズンなので楽しみですね。
大内宿
塔のへつりから更に北上し「大内宿」へ行きました。
大内宿は山間にあり、江戸時代の宿場の様子が今も残っている宿場町です。
未舗装の街道沿いには茅葺屋根の立派な屋敷が立ち並び、飲食店や雑貨屋さんとして営業しています。
駐車場
今回ミニポップビーを1回400円の駐車場に停めました。
料金は出庫する際に係員のおじさんに回収されます。
↑有料駐車場。
帰ってきてから分かったのですが、無料駐車場も近くにありました!
クチコミを見ると、無料駐車場は未舗装らしいですが、大内宿の見晴台までは近いようです。
いつも行き当たりばったりなので、あまり調べないで行く癖があります。
観光地をまわって思うことは、特に駐車場は下調べしておいた方が良いということです。
大内宿散策
有料駐車場から大内宿を散策開始。
大内宿で有名なのは「ねぎそば」でしょう!
ねぎそばは箸の代わりに一本のねぎで食べるお蕎麦らしいのですが、まだ食べたことがありません。
この日もまだお腹が空いていなかったのと、この後に会津若松でソースかつ丼を食べる予定だったので、ねぎそばを食べるのは断念しました。
でも、いつかは食べてみたいねぎそばです。
ねぎそばで評判が良さそうなのは「三澤屋」さんみたいですね~
↑三澤屋さん。立派な建物です。
↑火の見櫓です。最近は見なくなりました。
ほおずきが綺麗でした。
中央の道の両側に水路があり、そこでコーラを冷やしていました。
この写真はiPhoneのLIVEで撮影したものです。エフェクトで長時間露光にするとこんな写真になります。
この機能は最近教えてもらいました。iPhoneって凄い!と再確認。
コスモスも咲いていました。
大内宿で食べ歩き
お腹が空いていないと言いながら、誘惑に負けて少し食べ歩きです。
焼き団子
そば処こめやさんのお店の前で、焼き団子・鮎・いももちを焼いているのを見たら食べたくなっちゃいました。
大きないももちも魅力的でしたが、お腹をセーブしたかったので小さな焼き団子にしました。
お団子を買ったらセルフでお茶を頂けました。
甘じょっぱいお団子がとても美味しいです。
お店の前のベンチでお茶を飲みながら頂きました。
焼き団子:150円
いももち:300円
玉こんにゃく
お次は軽~く南仙院というお店でで玉こんにゃく。
玉こんにゃくが好きなんですよね~
玉こんにゃく100円
からしはお好みで付けて貰えます。
かりんとうまんじゅう
最後はデザートでかりんとうまんじゅう。
1個108円。
外はカリッとしているんですが、ちょっと油が多かったかな~という印象。
中は甘さ控えめのこしあんでした。
観光地の食べ歩きはやっぱり面白いです。
大内宿に行ったら必ず見晴台に上るべし!
大内宿に行ったら、有料駐車場から一番遠い北側に位置する見晴台に上ってもらいたいです。
見晴台は大内宿が一望できるスポットです。
見晴台に上る急な階段です。
急な階段を上りきると祠があります。
茅葺屋根の上に植物が生えてる~なんて感動してしまいました。
なんだか可愛いお屋根です。
祠を正面に右手に進みます。
するとドカーンと大内宿を一望できるので、皆さんここで記念撮影をしてます。
僕もここから見る大内宿が好きです。
見晴台に落ちていた栗。秋を感じました。
そのまま先に進むと弁財天があり、そこから階段で下りることが出来ます。
弁財天側の階段も急です。
大内宿まとめ
今回は約1時間30分くらいかけて大内宿を散策しました。
可愛い雑貨を売っているお店やお洒落なカフェ、お蕎麦屋さんなど全てに立ち寄ったらもっと時間がかかると思います。
本来ならゆっくりと大内宿を楽しみたいところでしたが、目的地に着くのが遅くなってしまうので少し先を急ぎました。
大内宿の風情ある街並みを見て歩くだけでも十分楽しめる観光地です。
連休などは駐車場待ちも凄いそうなので、時間に余裕をもって行った方が良いですね。
会津若松の鶴ヶ城
大内宿から更に北上して会津若松市にある鶴ヶ城に行きました。
ここでも駐車場はどこが良いのだろうか、と慌ててネット検索でした!
鶴ヶ城の駐車場【市営駐車場の西出丸駐車場がおススメ】
鶴ヶ城周囲には3か所に市営駐車場がありました。
今回駐車したのは天守閣から一番近いであろう鶴ヶ城公園西出丸駐車場です。
西出丸駐車場以外には福島県立博物館隣の鶴ヶ城公園東駐車場、鶴ヶ城公園南口駐車場です。
市営駐車場の料金は全て同じ金額で、2時間まで300円。追加1時間100円でした。
出入り口の料金所のバーがあるためか、高さ制限は2.1メートルとなっていました。
西出丸駐車所は未舗装、東駐車場と南口駐車場は舗装がされていました。
西出丸駐車場には公衆トイレがあります。
天守閣に入ると公衆トイレが無いのでトイレはここで済ませておいた方が良いです。
鶴ヶ城の天守閣
正直に言うと鶴ヶ城って鉄筋コンクリートで再建されているので、あまり興味が無かったんです。
でも、鶴ヶ城の天守閣の資料を見て、とても鶴ヶ城と会津が好きになりました。
歴代城主や戊辰戦争など鶴ヶ城や会津藩の歴史を少しだけでも知ることができて良かったです。
白虎隊についても、名前は知っていたけどその他の事は何も知らなかったんです。
でも、とても悲しい歴史があったことを知って切ない気持ちにもなりました。
天守閣の各階にある資料で白虎隊の歴史を知った後に、最上階の5階から飯盛山を見た時には何とも言えない感情が込み上げて来ました。
天守閣の入場料は510円。
このチケットで茶室麟閣(りんかく)にも入ることが出来ます。
↑天守5階から見た磐梯山と飯盛山。
天守閣の中は撮影禁止のフロアもあり、ほとんど撮影しませんでした。
鶴ヶ城に行ったら、歴史資料を読んだり、放映されている映像を見ると良いと思います。
とても勉強になったお城でした。
茶室麟閣
天守閣の入場チケットに茶室麟閣の入場券も付いていたので入ってみました。
茶室麟閣は千利休の子、千少庵が建てたと言われる茶室です。
豊臣秀吉の怒りに触れた千利休が自害した後に、子の千少庵がどうして会津の地に来たの?
こんな疑問も歴史を勉強すると知ることが出来るかも。
茶室麟閣の入口です。
中に入ると受付があり、お茶を勧められました。
今回はお茶は遠慮して見学だけしました。
茶室の小さな入口(躙り口)。
躙り口(にじりぐち)が低い理由には、刀を差したまま入れないようにする意味もあるそうです。
紅葉が始まっていました。
庭でお茶お飲んでいるお客さんも居ました。
今回のまとめ
今回は塔のへつり・大内宿・鶴ヶ城をご紹介しました。
塔のへつりから鶴ヶ城までの距離は約30kmで車なら1時間程度で移動できる距離です。
今回は塔のへつりに到着したのが8:30頃で鶴ヶ城を出たのが13:00頃でした。
移動も併せて4時間30分の所要時間でした。
一日かければ、更に会津若松市内の観光も可能ですし、喜多方に足を延ばすことも可能ですね。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回はご当地グルメいきます!