おはようございます。おじまるです。
8月15日に山梨県と長野県の境にある「金峰山」に登ってきました。
今回登ったのは大弛峠という所からのルート。
危険箇所も無く、子供連れファミリーやワンちゃんも登っているようなルートです。
それではいってみましょう!
今回の登山スタート地点「大弛峠」
まずは、今回の登山スタート地点の大弛峠です。
大弛峠までは県営林道川上牧丘線で行きます。
ここの標高は2360メートル!
自動車車両が通行できる日本最高所の車道峠らしいです。
12月~5月あたりまでは通行規制で通ることが出来ません。
規制の情報は「山梨県 県営林道通行規制情報」のページで確認して下さい。
今回は山梨県側から上っていきましたが、峠までの距離はかなり長く、時間もかかります。
山梨県側から林道川上牧丘線は舗装路ですが、大弛峠近くになると荒れた道もあるので、夜中に走る時は注意して走りましょう。
長野県側はほぼ砂利道のようですが、行ったことはありません。
今回は夜中に走りましたが、広瀬・琴川ダムの先から霧が出始めました。
道路の繋ぎ目の段差や舗装路の損傷により穴があいている所に気を付けて走りました。
大弛峠には駐車場がありますが、休日前や大型連休などは混雑が予想されますので、前日の夜に現地到着した方が安心だと思います。
トイレはありますが、臭いは結構なものです。
☝️大弛峠のトイレ
大弛峠には大弛小屋があり、そこでテント泊をしている人もいるので、前日からゆっくりとテント泊も良いかも。
標高が高いので気温も低いです。
車中泊やテント泊の場合、防寒対策は忘れずにして行ってくださいね。
大弛峠からの登山ルート
大弛峠からの登山ルートは金峰山までの最短ルートです。
大弛峠~朝日岳~金峰山です。
コースタイムは上り約2時間30分、下り約2時間。(参考:山と高原地図)
距離は3.6kmと看板に書いてありました。
ルート自体は危険箇所もなく、凄い急登も無い印象です。
かなりジメジメ(グチョグチョ)している地面や頂上付近は岩場も歩くで、トレッキングシューズを履いていって下さい。
冒頭でも書きましたが、結構親子連れの登山者も多いです。今回はパグ犬を連れた方もいました。
割となだらかな場所が多く、コースタイムも短いので登山を始めたばかりの方にもオススメです。
ただ、雨具やヘッドランプなど、登山に最低限必要な装備は必ず携行して下さいね。
コース中、山頂には水場が無いので水分も自分に合った量を持って行ってください。
山頂から15分程下った所に「金峰山小屋」があります。
僕は行っていないので、良い情報は書けませんが、利用予定の方は営業確認は必須だと思います。
天気が良いとルート途中富士山も見れます。
こんな岩場もあります。
朝日岳頂上から遠くに見えるのが金峰山。
ここまで来たら山頂はすぐそこ!
金峰山山頂、五丈岩
今回は途中で写真を撮りながらゆっくりと歩きました。
朝の6時頃に大弛峠を出発して山頂に着いたのが8時過ぎ。
コースタイムよりも少し早く着いた感じです。
山頂の標高は2,599メートル。
山頂から巨大な五丈岩が見えます。
山頂は岩場で開けた場所では無いので、少し下り五丈岩に向かいます。
五丈岩の前は開けた場所なので、ここで休憩している人が多いです。
僕が着いた時には五丈岩に登っている人が数名いました。
☝️僕が到着した時の五丈岩です。
五丈岩の上に人が立っているのが確認出来ます。
噂では聞いていましたが、本当に巨大です。
登っている人がいたので、僕も五丈岩チャレンジしました!
五丈岩に登るルートは決まっているようで、ルートが分からないと登るのは困難だと感じました。
先に登って下りてくる方にコースとコツを聞きながら登ったら、五丈岩頂上に到達することが出来ました。
きっと誰も登っていなかったら、途中で断念したと思います。
ルートが分かっていても、足場が傾斜しているので恐怖心が芽生えます。
ここから落ちたら大怪我では済まないな!という気がしました。
足がかり、手がかりのある場所を探して登ります。
僕が着いた時には、五丈岩の前は空いていましたが、五丈岩から下りてきて食事をしていたら、だんだん五丈岩前も登山客が多くなり、五丈岩にチャレンジする人もチラホラいました。
五丈岩にチャレンジする人で、諦める場所は大体一緒の場所でした。
☝️赤丸した所が上りにくい場所で、ここで諦める人が多かったです。
五丈岩攻略ルート
今回僕が五丈岩に登ったルートを書きます。
もちろん他のルートもあると思います。
因みに僕はボルダリングやクライミングなどは一切やったことがありません。
五丈岩に登ること自体良いのか悪いのかは分かりません。
五丈岩が御神体なのであれば、かなりの悪行になると思われます。
しかも、とても高所になるので落下したらアウトです。
このルートで五丈岩に登ってくださいというものではありません。
むしろかなりの危険が伴うので気軽に登らない方が良いです。
このブログを読んで五丈岩に登って怪我をしても、一切責任は負えませんのでよろしくお願いします。全て自己責任です。
で、赤色のコースで登りました。
前述した、諦める人が多いポイントは手がかりとなる上段が傾斜しているので、腕の力を入れて登ろうとすると滑りそうな恐怖心が出ます。
ここで危険を感じれば引き返すのが良いと思います。
僕は思い切って登りました。
ここの皆が諦めるポイントを上ってしまえば、最後の段は高く見えますが、矢印の場所から上ると、右の壁に浅い穴があり足をかけることができ、1番上の段には岩が削れ手がかりになる場所があるので上りやすいです。
この手がかりは、今まで登った人が多いので削れて出来たものだと思われます。
このブログで書かなくても、五丈岩の前に立つと、登りたくなる衝動に駆られる人は沢山いると思います。
それだけ魅力的な巨大岩です。
最後に五丈岩の横や裏から撮った写真です↓
下山後は「はやぶさの湯」へ
登山後は林道を下りてきてすぐの「はやぶさの湯」でサッパリです。
無色透明の温泉ですが、お肌がツルツルになります。
露天風呂は温めなのでゆっくりと浸かることができます。
入湯料は600円。
今回のまとめ
今回は金峰山の登山ネタでした。
五丈岩の攻略はさておき、金峰山は標高が高い山で大弛峠からなら比較的優しいルートで登ることができる百名山です。
天気の良い日を選んで行けば、とても良い山行になること間違え無しです。
装備を整えて是非チャレンジして貰いたい山だと思いました。
因みに大弛峠から国師ヶ岳や北奥千丈岳も登れます。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!
お湯を沸かすのがとても早いジェットボイルは登山の時には必ず持っていきます。
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